環境応用化学科の概要

化学の視点から環境問題の解決に貢献できる技術者をめざそう!

地球温暖化・大気汚染・海洋プラスチックなどの様々な環境問題を解決するために、再生可能エネルギーの拡大や環境負荷の低い新素材の開発などが求められています。持続可能な社会を支えるカーボンニュートラルの実現に向け、生活を支える物質を生み出す「化学」の力が必要となっています。例えば、環境負荷の少ない水を溶媒にした有機合成、光触媒による環境浄化、バイオマスを原料としたプラスチックの合成などがあり、「化学」の知識や技術を活用して環境問題に積極的に取り組み、環境と経済を両立させた持続可能な社会づくりに貢献してみませんか?

応用化学の基盤となる分野(有機化学、無機化学、物理化学、化学工学、生物化学・生物工学)に関する知識や実験技術を、座学や実験実習を通じて深く学んでいきます。基礎知識を修得した上で、各専門分野において環境意識を反映した内容を組み込むことにより、分野を横断した環境・エネルギーについて専門的に学ぶことができます。卒業後は、様々な企業において化学系研究者や食品・製薬分析系エンジニアとして活躍しています。