一般科棟屋上で夜空の明るさを測定
2025/03/18
一般科 A 棟屋上で夜空の明るさの測定を開始しました。
兵庫県立大学、紀美野町立みさと天文台、和歌山大学、奈良県立大学との共同研究です。
Sky Quality Meter (SQM) という機材を昨年夏頃から設置していたのですが (図1、図2)、なかなか手が回らず、ようやく自動観測の準備が整いました。
毎晩、自動でデータを取得して、観測結果が自動的にグラフ化されます (図3)。
観測したデータは自然科学部の研究活動にも活用する予定です。
観測結果は以下のウェブページで確認することができます。
[神戸高専の測定データ (外部リンク)] https://astrotourism.jp/data/koube_kosen/
本校の他に、みさと天文台や奈良県立大学、そして鹿児島県の与論島に同じ機器が設置されており、夜空の明るさの違いを比較することができます。
[アストロツーリズム研究室のHP (外部リンク)] https://astrotourism.jp/astrotourism-lab/
今後は全天ライブカメラや、流星モニター用のカメラなど、続々と自動観測システムの構築を検討しています。
(自然科学部 一般科・小倉)

図1 夜空の明るさを測定する Sky Quality Meter

図2 機器を設置した様子

図3 設置初夜の観測データ