地盤工学会関西支部 地盤技術賞を受賞しました (19日)
2021/04/19
4月19日に開かれた公益社団法人地盤工学会関西支部2021年度通常総会(オンラインで実施)にて、令和2年度都市工学専攻修了生の近藤 圭悟さんが,所属していた都市工学科地盤系研究室の指導教員らとともに
「TINを用いた表層崩壊発生危険度評価手法の提案」というタイトルで地盤技術賞を受賞しました.近藤さんは,卒業研究並びに特別研究において,表層崩壊に対する危険度評価手法の精度向上を目的に,
不規則な三角形網で地形を表現する三角形要素網モデルTIN(ティン)を導入した表層崩壊の危険度評価手法の提案に取り組んできました.
本手法が,従来のグリッドモデルに比べて詳細な地形条件を反映させた降雨浸透による表土層内の地下水位の変動と,それに伴う表層崩壊の危険度の変化を定量的に評価できること,
今後の土砂災害警戒区域の予測精度の向上に貢献することなどの理由により地盤技術賞にふさわしいと評価されました.近藤さん,おめでとうございます.今後ますますの活躍を期待しています.(都市工学科 鳥居 宣之)
![]() 副賞の盾 |
![]() 表彰状 |